About
協会について

本協会は、米国の中西部および北東部地域、23の州政府農業販売促進機関によって構成された非営利団体です。連邦や州政府、および業界から援助を受け、該当地域からの食品・農産物の輸出促進活動を行っています。また、米国農務省海外農業サービス局による、数々のマーケット・アクセス・プログラムに参加しています。

輸入業者と輸出業者、双方のニーズに応えるため、本協会では、いくつかの海外市場に、該当市場における確かな経験と専門知識を持つ海外代表事務所を配置しています。様々なプログラムおよびサービスを通じ、貴社と米国の食品サプライヤーとの実りあるグル―バルパートナーシップ構築をお手伝いします。

歴史と地理

米国中西部は、地理的に国の中心部に位置することから、しばしば「アメリカの心臓地帯」と呼ばれます。氷河が五大湖やミシシッピ川上流の渓谷を造り、中西部の特長である肥沃な大地を形成しました。現在、中西部は世界有数の食糧生産地域です。

米国北東部は、歴史深い地域です。欧州からの移民が最初に住み始めた場所であり、1621 年に初めての感謝祭が祝われ、独立宣言などの歴史的な出来事が行われた地域でもあります。ニューイングランド地域の丘陵や大西洋の恵みが、昔から食べ親しまれている様々な食品や、この地域独特の食品を作り出しています。

米国中西部・北東部への架け橋

中西部・北東部には、シカゴやニューヨークシティなど米国有数の大都市がもあります。こうした大都市から離れると、赤い屋根の納屋や家族経営農場が点在する、古き良きアメリカのホスピタリティにあふれた田園風景が広がります。

大都市および農村地域は、世界各地からこの土地に移住してきた人々と共に成長を遂げてきました。移民達によって、豊かな文化、昔ながらの工芸技術、そして本物の開拓精神がもたらされました。こうした地域特性が、米国中西部・北東部が世界の食品製造、および農産物生産をリードする、創造性や多様性を生み出します。

米国中西部・北東部の地域から輸入する理由

米国サプライヤーは、高品質で、安全かつ革新的製品を安定供給することで知られています。米国中西部・北東部地域は、食品加工産業が発達しており、世界でも有数の食品生産地です。中西部地域は、穀類の世界3 分の1 以上の生産高を誇るほか、果物、野菜、家畜、油用種子、小麦、とうもろこし、乳製品などの産地でもあります。

北東部地域では、果物、乳製品、ナッツ、スナック、メイプル・シロップ、魚介類など様々な食品が生産されています。

両地域ともに、高品質な加工食品や原料のほか、健康食品、ナチュラル・フード、コーシャ、スペシャルティ・フード、グルメ食品といったバラエティに富んだ付加価値製品を、世界中に提供している企業が多くあります。